6月頃には大量のゾエアが舞い、その後順調に稚エビ化も進み、どうなるかと思われた我がヌカエビ水槽であった。
秋を迎えた今、あらためて振り返ると、いろいろと変化があったのである。
まず、稚エビ化できたゾエアは、やはりさほどは多くなかった。極端に少ないというわけでもないが、割合で言えば10%にも満たないのではなかろうか。
しかし、一度稚エビになってしまえば、なかなか侮れない生命力を発揮し、元気に生き残っているのである。
それと、この夏の猛暑のせいで、採集してきた成体が結構落ちました。
最近はさすがに涼しいので落ちる個体は見られなくなりました。もしかしたら暑さに強い個体が残った結果なのかもしれません。
稚エビのほうは暑い環境に適応してしまうのか、ほとんど落ちずにピンピンしているのでした。
なのでトータルとしては、全体の個体数は増えたといえそうです。
とはいえ、稚エビというか子エビは、今現在まだ成体に比べ二回り以上小さく、なんともこじんまりした印象です。
あと気になるのが、メスの成体の卵巣が発達する気配を見せないのだ。したがって抱卵する個体もさっぱり現れないのである。
夏以降、最低限の世話だけはやっていたものの、いろいろと余裕がなく、ヌカエビ飼育に熱中していたとは言いがたい。
今後も課題は多そうである。
| 現在の水槽の様子 |
| 100円ショップのザリエサに群がる親エビと子エビ |
| あれ、子エビは親より二回りどころか半分もないぐらい小さかった |
| 光を当てました |
| というわけでした |