2012年7月13日金曜日
ヤマトヌマエビ繁殖失敗
こないだの日曜日、皆でどこかへ出かけようという話になりまして、私としてはヌカエビとかヨシノボリだとか、そういった水生生物の採取ポイントの写真でも撮れたらいいなと思い、安物のデジカメを持参したりしたのでありますが、結局行ったのは海だったのでした。
私は淡水専門なので、海の生き物は無理ですよ。
それでもヤマトヌマエビの繁殖に挑戦したことがありました。
そんなに昔の話ではありません。
20匹ぐらいヤマトヌマエビを飼っていて、やたらと抱卵するので、だめもとで繁殖にチャレンジしたのでした。
たまたま海に行く機会があったので、18ℓの灯油タンクを二つ買って、海水を汲んできたのだ。
で、水作りをし、浮泥みたいなものを増やして、ゾエアを放流してやったのだが、これからというころで東日本大震災が発生し、水槽の水がこぼれ、停電して、それどころではなくなってしまったのでした。
私はかなりいい加減な設備で水生生物を飼育していますが、それでも60センチ水槽が6個、40センチが2個、その他小型水槽、衣装ケースなどでたくさんの生き物を飼育していたため、大変だったのです。
2つある電池式のエアーポンプを順番で各水槽に回しました。
アクアリウムどころではない雰囲気だったので、いっそのことやめてしまおうかとも思ったのですが、酸素の少ない環境でも意外と生き抜いた連中が多かったので、続行を決意しました。
ヤマトヌマエビ繁殖に関しては、結局失敗しました。
また挑戦してもいいんですが、なんか抱卵する個体がいなくなってしまったんですね。雌雄いるはずなんだけれど。
あと汽水を用意するのもちょっとしんどい。
2012年7月9日月曜日
ヌカエビの飼育について
ヌカエビは順調に育っています。
そうなると、気の緩みからヌカエビにあまり注意を払わなくなってしまい、じっくりと観察する機会がめっきり減ってしまった。
まあ、異変が起きたりトラブルに見舞われたりすると、ついつい余計に手をかけて、かえって状況を悪化させるパターンが多いので、このぐらいでちょうどよいのかもしれない。
ところで、ヌカエビ飼育の面白さというのはどういったところにあるのだろう?
あくまで素人の私見だが、以下簡単に私の考えを述べてみたい。
まず、ヌカエビの飼育自体は、他の淡水エビに比べて特に面白みがあるわけではない。
といっても、他にヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、スジエビぐらいしか飼ったことがないのだが。
私は多数のミナミヌマエビも飼育しているが、食性などはヌカエビもミナミヌマエビもそんなに違いはない。
ただ、サイズ的にはヌカエビはミナミヌマエビよりかなり大きく、見応えはある。
体長が3センチ以上あるものがざらにいる。
体色のほうも、ミナミヌマエビとはまた違ったバリエーションが楽しめ、特に大きい個体は黒っぽいブルーや茶色などに変化し、迫力がある。
ただし、水槽などの環境下ではミナミヌマエビに比べて、弱いというか、飼育の難易度が高い印象がある。
ミナミヌマエビとヌカエビを混泳させると、いつの間にかミナミヌマエビしか残っていないという事態にしばしば陥るのだ。
繁殖も同様で、ミナミヌマエビは孵化するとすでに稚エビの状態なので、飼育環境さえ整っていれば、ほうっておいても簡単に増えてくれる。
一方ヌカエビは、このブログでも取り上げてきたとおり、ゾエアの状態で生まれてくるので、結構手に余る。
ただし、ゾエアの状態といっても、淡水で育てることができるので、ヤマトヌマエビなど、海水の環境を作ってやらないと繁殖できないタイプのものよりは相当楽だといえるだろう。
私も稚エビ化に成功したのがつい最近という有様なので、偉そうなことはいえないのだが。
私がヌカエビにこだわる理由はただひとつで、それは何かというと、「近場の小川やため池などで容易に採取可能」であるからだ。
私が住んでいる地域にはミナミヌマエビはおらず、したがって現在飼育しているものはショップで購入したものである。※なので厳密にはミナミヌマエビではなくシナヌマエビだと思われる。
今日はこの辺でやめておきますが、ヌカエビ飼育法について、わかる範囲内で書く予定でいます。
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| エサに群がるヌカエビたち |
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| 最近の稚エビの様子 |
2012年7月2日月曜日
今日のヌカエビと稚エビ
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